アナボリックって何?

アナボリックとは、代謝による「体を構築する作用」を意味する言葉です。

例えば、筋肉におけるアナボリックとは、より強い、より持久力のある、より大きな筋肉が作られることを指します。

といっても、ドーピングによる作用を意味するものではなく、私たちの体で毎日、ごく普通に行なわれている代謝活動です。

ステロイドなどの薬物が「アナボリック物質」として扱われていたため、この言葉に対してネガティヴなイメージをお持ちの方も少なくないようです。

しかし、通常のアナボリックは副作用を伴うものではなく、人間の営みに欠かせない生命活動の一種です。

食品によるアナボリックの促進も可能であり、例えば大豆などに含まれるイソフラボンは、筋力の向上を助けながら、骨を丈夫にし、コレステロールを下げ、脂肪の燃焼を促進します。

この例からも分かるように、食品によっては「健康的なアナボリック」を促すことも難しくありません。

ただし、食品によるアナボリックはゆっくりと効果が現れるので、目に見えて体が逞しくなる、という性質のものではありません。

アナボリックと正反対の生理作用として「カタボリック」=体の組織の分解作用が挙げられます。

古くなった組織を新しく生まれ変わらせるために、カタボリックも人間の体には欠かせません。

しかしながら、カタボリック>アナボリックになってしまうと、筋肉が痩せていき、体力が衰えてしまうケースもあります。

栄養不足、運動不足が主な要因として挙げられます。

生活習慣にはご注意ください。